サカナノモリ

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ABOUT サカナノモリ

道具も作法も自己流で彫った岩魚・山女を中心にした大小さまざまな形は、あたかも魚の森のように成長しました。
木彫りにまつわる話や作品を紹介します。

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Since : 2008-04-06
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木彫魚が出来るまで

材料の準備 対象魚の3面図作成 材料の選択と仮組み

1.材料の準備

・木彫魚は、対象魚や木材の性質によって、色々な木材が利用されておりますが、私は仏像彫刻使われる寄木造りが殆どです。
・木工用品売り場に、木曽檜で形状が大小さまざまな矩形や板材がパックされ、小売価格¥500程度で販売されております。この材料が木彫の素材です。
・サイズはランダムにパックされていますので、なるべく大きなサイズが入った物を選ぶと、効率よく作成できます。

2. 対象魚(岩魚や山女)の3面図作成

・対象魚、形状、サイズを決め、その魚の形状を上から、横から、下から見た状態の図面(三面図)を目盛のある半透明の方眼紙に画きます。
・魚類図鑑の写真や水族館での観察、実際に釣り上げたときの写真を参考にして、木彫魚の完成した時のイメージに合わせて実物サイズを描きます。

3. 材料の選択と仮組み

・3面図の側面図(魚を横から見た図面)を下敷きに、大小さまざまな矩形の檜材を、積み木細工の要領で魚のサイズよりやや大きくなるように選別します。実際に木彫を開始したとき彫りやすいようにすべて、正目の方向が揃うようにします。
・矩形は基本的に直角に切断されていますが、多少の狂いがあるので、できるだけ隙間が出ないような組み合わせをします。

材料の接着 寄木に、魚のアウトラインを描く 大まかなカット

4.材料の接着

・ガラスの下に魚の平面図をセットし、ガラスの上に仮組みした木材を平面図に沿うように置いて、木工用ボンドで木片の接合面に接着を薄く塗り、乾かないうちに接着します。接着面に隙間がある場合は、部分的に万力で矯正して接着し乾燥したら次の木材を接着し、木組みの完成です。
・接着してから、一日経過すると乾燥します。

5. 寄木に、魚のアウトラインを描く

・乾燥し寄木に、魚の図面をみながらアウトラインを描きます。
・側面図を見ながら、寄木の側面(左右)を筆ペンやボールペンで描きます。次に、上面図と下面図を見ながら、上・下から見たアウトラインを描きます。
・側面と上・下面の位置を確認しながら、ズレのないように描きます。

6. 大まかなカット

・寄木の材料の接着材が乾燥したことを確認し、万力などで寄木をセットして、電動のこぎりで魚のガイドラインより大きめにカットします。

荒削り 仕上げ削り 最終仕上げ

7.鋸や鑿で中彫り

・大まかなカットが完了したら、3面図を見ながら、再度魚のアウトラインを描き、それに沿って鑿と木槌を使って、彫りだします
・カットした後は、魚のアウトラインも削ってしまうので、その都度筆ペンやボールペンでアウトラインを描いておきます。

8. 彫刻刀やナイフで仕上げ

・中削りが完成したら、彫刻刀や小型ナイフ(刃先を交換できるタイプ)で、写真を参考に上下左右のバランスを見ながら仕上げます。

9. サンドペーパーで表面仕上げ

・サンドペーパーの大きい番手で荒仕上げを行ったら、番手の細かいサンドぺーパーで最終仕上げを行います。
・その後、光沢を出す場合は粘土用工具のヘラ(樫や柘植材)で魚の表面を擦り光沢を出します。

一連の工程(その1) 一連の工程(その2) 一連の工程(その3)

10.一連の工程

・作成の最初から最後までの工程を、連続してみます。

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